社長が訊く『Wii Music』 vo.2 開発スタッフ編

http://wii.com/jp/wii-music/crv/vol2/index.html

ただいま購入しようか大変迷っているWii Music
その公式サイトにある開発者インタビューがなかなか面白いです。
なんと参加された3名とも自分たちの担当作業が初めてだらけという点に驚かされました。

戸高さんはずーっとサウンド系のお仕事をされてたり、森井さんの本業はデザイン。
唯一、ゲーム開発経験のある和田さんも音楽ゲームを抱えることになったけどサウンド系の経験がナシというw

それに、この和田さん、なんと「どうぶつの森」のリセットさんなんです!!
あ、正確に言うとリセットさんのメッセージを担当されていたそうなんですが、驚きましたwww

リセットさんと言えば、画期的なシステムですよね。
きちんとセーブしないで電源を切ると怒るってシステム的に考えがちなところを愛嬌のあるキャラクターで置き換えてしまうんですよ。
斬新なアイデアによってゲーマーじゃない人でも楽しめてルールを守れるような仕組みになっているって素晴らしいと思います。

あ、脱線…(^^;)

で、この和田さんが最初は中心になってやっていたらしいんですが、迷走した挙句にお手上げ状態w
そこにアレヨアレヨと巻き込まれていく戸高さん、森井さん。
なんかこの流れも良かったんですよね。
後から参加されたお二人も嫌々というワケではないみたいでしたし。

またゲームを作る過程で一番気になったのは「譜面を捨てる」ということ。
譜面があるとそればかりに集中して相手の音を聞いていない=音を楽しんでいない状態だとか。

そのあとの話も面白いんです。
情報開発本部長の宮本さんのところに10曲でどうかと持って行ったら、少ないから100曲ねって返されちゃうワケですよ。
あーあるよねぇこういうの〜とか思いながら続きをみたら、100曲は無理だけど50曲にして曲にバリエーションをつければ不足感はないだろうと再提案しちゃうんです。
苦労するのは変わりないのにw
そんで宮本さんに呼び出されると仕事が増えてくるっていうのも共感できて思わずにやりとしちゃいますw

皆さん、かなり苦労されているのにそれを笑って話できるってご自身達が作られたものを本当に良いものだと思わないとナカナカできないもんですよね。

一応、開発の現場にいる人間として、自分もそういう仕事がしたいと思いました。

最後の方に出てくるWii Musicの表現で『音楽を遊ぶための粘土』というフレーズが素敵です。

Wii Fitのボードがあるとドラムの練習もできるそうなのでさらに面白そうです。

やっぱりWii Music買おうっとw

Wii Music

Wii Music